ビューティフル・マインド観ました(´・ω・`)
GWで実家に帰ってきています。
自分の部屋でくつろぎながら映画のビューティフル・マインドを観ました。
ジョン・ナッシュの半生を描いた話です。
映画の感想はと言うと、途中は展開が暗くてちょっと鬱になりましたが、
最後の方にかけて明るい話になり、ラストがとてもよかった。
ラストのシーンは、ノーベル賞の受賞スピーチです。
それまでの暗い展開でたまっていた暗い気持ちが
綺麗に晴れて爽快な気持ちになりました。
さて、ゲーム理論で貢献したジョン・ナッシュ。
もちろん、この映画の中でもゲーム理論の話は出ていました。
今日は、その話をシェアしたいと思います。
ジョンがプリンストン大学の大学院の男友達数人とバーでお酒を飲んでる時に、
かわいい女の子のグループがやってきます。
その中の1人は、ブロンドヘアーでとてもかわいい。
ジョンたちは全員がそのブロンドを狙おうとします。
きっと僕もその場にいたらそうしますね笑
そこでジョンがこう言うんです。
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僕達全員がブロンドを狙うと、互いが邪魔し合い誰もブロンドを落とせない。
そしてその後で、僕達がブロンドの友達を狙いに行っても、
彼女たちはブロンドの後だと知っているので成功率は低い。
だが、最初から僕達がブロンドを誰も狙わずに、彼女の友達を狙うとどうだろう。
そうすると、僕たちは邪魔しあわないし、
彼女たちもブロンドの後ではないので気分を悪くしない。
唯一全員が女と寝る方法だ。
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男にとって、なんというわかりやすいたとえ。
ゲーム理論的に説明すると、
ジョンたちが個人の利得を追求するよりも、
協調したほうが個人の利得の総和は大きい。
それをわかっていても個人の利得を最大化しようと心理が働き、
結果として個人の利得の総和は低くなってしまうだろう。
いわゆる囚人のジレンマですね。
ゲーム理論なんて大げさなことを言わなくても、
上の話は考えたらわかるかもしれないけど、
よい研究ってのは大体シンプルで単純なことを言っています。
物理学における古典力学の支配方程式である
運動方程式ma=Fなんて言ってること超シンプルですからね。
でも、そこから色々なことが導き出せる。
かっこいいです!
僕もコンサルタントとして、シンプルなこと言って、
世の中をよくしたいものですね。
そのためにGW中に色々お勉強を続けたいと思います。
ではでは(´・ω・`)