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ゲーム理論とジョン・ナッシュについてまとめたみた

ゲーム理論をかじったことある方なら、ナッシュ均衡は聞いたことがありますね。

ジョン・ナッシュはナッシュ均衡を提唱した学者です。

 

今日はゲーム理論と、彼について簡単にまとめてみたいと思います。

 

ゲーム理論は難しい言葉で言うと、

合理的な意思決定者たちの間での、紛争や協力を数式を使ってモデル化した学問です。

この学問の目的をひとつ言うと、どうしたら自分がゲームで勝てるかを考えるというものですね。中には自分は勝ちたいと思わないという方もいるでしょうが、少なくとも僕はゲームで勝ちたいです。

 

ゲーム理論は、純粋には数学ですが、経済学、経営学、心理学、政治学、生物学などのように色々な学問で応用できます。

例えば、コンビニを新しく出店しようとした時に、どこに出店したらよいのかとか、

最近騒がれてるTPPなんかもゲーム理論で議論することができます。

もちろん男女の恋愛にも応用ができてしまいます。

 

さて、ゲーム理論に関しての説明はこれくらいにして、彼の紹介にうつります。

 

ジョン・ナッシュは1928年にアメリカのウェストバージニア州に生まれます。

数学者であり、経済学者でもあります。

そして1950年に発表したゲーム理論に関する論文が認められて、1994年にノーベル経済学賞を受賞します。

後の2001年に公開された映画、ビューティフルマインドでは彼の半生が描かれています。

 

とまぁ、こんな感じでものすごい人なわけですよ。

もう少し詳しくご紹介します。

 

彼が高校生の時に、後の専門となる数学に興味を持ちます。

ですが、電気技術者だった彼の父の影響で化学や電気工学を専攻します。

 

17才でカーネギー工科大学(今のカーネギーメロン大学)に奨学生として進学。

化学を引き続き専攻しますが、大学の先生から、

「君、数学のほうから向いてるんじゃないか?」と言われて、

専攻を数学に変更します。

 

数学の専攻をしていて、どこで経済学と出会ったか?

一般教養の講義の国際経済学です。

出席しなかったり、レポートだけ出してた僕とは大違いですね。

 

彼は、まじめに勉強し、

1948年にカーネギー工科大学で数学の修士号を取得します。

1928年生まれなので20才で修士号ですか。これまたすごい。

 

その後、プリンストン大学の博士課程に進学し、1950年に数学の博士号を取得します。

博士論文が、ゲーム理論に関する論文ですね。

そして、1950年から1953年にかけて投稿した3つの論文の功績が認められて、

1994年にノーベル経済学賞を受賞します。

 

論文の発表から44年も後にノーベル経済学賞とは、ずいぶん気の長い話ですね。

僕も大学院時代は理系の研究室で研究をしていたのでよくわかりますが、

基本的に学問というのは功績が認められたり、世の中の役に立つまでのタイムスパンがとても長いです。

 

学者たちは、自分のやりたいことをやってるので、

タイムスパンが長いからやーめた、とはならないんでしょうね。

 

彼の人生はまだまだ続きがあるのですが、重要だと思うところこれでおさえられているので、

興味が出てきた方はwikipediaなりビューティフル・マインドを見ていただけたらと思います。

 

ちなみに僕はビューティフル・マインド見たことないです笑

GW中に見てみます(´・ω・`)